傷つくことだけ上手になって。
2007-08-23
これぞ映画。これぞ角川映画。
男は悔しがりながら、女は淋しがりながら生きていくのヨネ。
ゾクゾク鳥肌立ちます。最高です。必見です。
是非是非、ご覧になって下さい!!
平田満の本当に素晴らしい演技に感動!!!
2007-04-02
一番の見せ場は、やはり階段落ち。もう、命を張っての演技に感動、感激。本当に明日への勇気がわく作品です。陰での松坂慶子の出産をまじかにひかえての寒い戸外での、夫を心配する、顔、しかし、自分の子供も大事。その複雑とした演技。本当に好演だと思います。そして、建物の中、ついに階段落ちが実行される。銀ちゃんは、言う「安、登ってこい。這い上がって来い。お前は、志半ばで倒れていく勤王の獅子だ。登って来い、ここまで!」そして安、「銀ちゃん、かっこいい!!!」でも、つかこうへいは平和主義。最後は、赤ちゃんも、安も無事で。本当によかった。何回見ても、何度見ても、誰と見ても感動、感動です。本当に人生の中に生きるということが知りたければこの作品です。角川映画は素晴らしい。「日蓮と蒙古襲来」「ガメラ」シリーズ「里見八犬伝」など、いつまでも不変です。
好きです。
2007-03-14
”孤独の「こ」の字が見えねえかあ。”
ってセリフ。Wの悲劇で昔、薬師丸ひろこ
が吐いた”顔をぶたないで、私は女優よ”
っていうのと並んで、好きです。
おいおいお前ら、自意識強すぎっ、って。
でもね、食えるかどうかの役者稼業、その
ギリギリ感が、生きてますーって実感出来て
安堵ですらある。
夢と野心と自意識と。役者さんは普通の人より
ポケットが多いですね。
今もその面白さは色褪せない、最も普遍的に愛される角川映画の傑作
2007-01-11
70年代後半から80年代半ばに掛けて、日本映画界を活性化させ、ある意味リードした角川映画の中で、恐らく、最も普遍的な人気を持った作品。初公開当時、私は既に、柄本明、加藤健一、根岸季衣によるつかこうへい事務所の舞台を観ていたのだが、とにかく主役3人のSMチックな愛憎半ばする過剰なコンプレックス溢れるつか独自の世界を、映画的に変革させ、“活動屋の心意気”と“大部屋俳優の哀歌&賛歌”を感じさせる人情悲喜劇の感動作に仕立てた深作欣二のアプローチに、驚きながらも巧い演出だなと感心したものだ。さすが、「仁義なき戦い」シリーズ他、様々なヤクザ映画で、川谷拓三や小林捻持らピラニア軍団を始めとする多くの端役俳優たちを見つめ続け、彼らの“活躍”の場を演出してきただけの事はある。桑田佳祐&中村雅俊の「恋人も濡れる街角」も名曲。ドラマを盛り立てる“階段落ち”は、実際新撰組をテーマにした過去の東映作品群で何度も登場したらしく、今作にも出演している名脇役で鳴らした汐路章がモデルだったという。余談だが、絶賛された今作をバッサリと斬り捨てていたのが、汐路を好んで起用していた映画監督加藤泰。「大部屋俳優をあんなに馬鹿にする映画は好きではありません。」と言うのが、いかにも、加藤泰らしい。
風間杜夫の「狂気」の熱演!コミカル人情劇の傑作。
2006-12-01
故深作監督の最高傑作のひとつ。映画の世界をコミカルに描いているが、つかこうへいの原作をここまで完璧に映画化した作品は無い。原作よし、キャスティングよし、快感さえ覚える台詞とストーリー展開の良さは秀逸。戦後の日本コミカル人情劇を代表する一本と言える。主演の銀ちゃんを演じる風間杜夫の演技は凄まじいばかり。この作品を撮影中の風間は銀ちゃんになりきっている。亡くなった渥美清が「寅さんを演じる時はある種狂った状態でないと寅さんになれない」と生前語っていたが、この作品の風間杜夫も狂気さえ感じさせる熱演だ。つか作品の映画化にはこうした狂気が不可欠のように思われる。「仁義なき戦い」とともに深作監督の代表作品と言ってよい。DVDを買って10回以上見る作品はそんなにないが、この作品はそうした作品の一本で、私のライブラリーの中でもベスト50に入る。製作からすでに20年以上たつが、今見てもまったく古さを感じさせないし、何十年経とうと「腐らない」マスターピースではなかろうか。