| 尺(分) | 121 |
| 製作年 | 1980 |
| 製作国 | アメリカ |
| 監督 | ジョン・カサヴェテス |
| 製作 | サム・ショウ/スティーヴン・F・ケステン |
| 脚本 | ジョン・カサヴェテス |
| 撮影 | フレッド・シュラー |
| 音楽 | ビル・コンティ |
| 出演 | ジーナ・ローランズ/ジョン・アダムス/バック・ヘンリー/ジュリー・カーメン |
| ストーリー | マフィアから命を狙われている少年。彼は重大な秘密を握っていた。その少年をかくまったグロリア(ジーナ・ローランズ)もマフィアから狙われることに。子供嫌いなグロリアは少年を見捨てようとするが… |
カサヴェテス唯一のメジャー映画。個人的には生涯ベスト10の1本。
ジーナ・ローランズのカッコ良さは映画史に残るものだろう。最初はウザかった子供に情が移ってから、体を張った捨て身の行動に出ていく。こうなった時の女は強い。
「Hey Punks!」とプエルトリコ系のチンピラを挑発する凄さ。裏街道を生きてきた女の迫力と危険を察知する鋭い嗅覚。
かつての情夫であるギャングに交渉するシーン。安っぽい映画ならここで銃を構えていそうだが、そんな野暮はない。ギャングなのにどちらかと言えば地味で渋い男たち。そこが妙にリアル。実に紳士的に会話する。しかしグロリアが席を立った瞬間、殺そうとする。グロリアはそんな事百も承知で、瞬時に攻撃に転じる。
ラストシーンがいい。へそ曲がりの俺でも素直に泣けてくる。
シャロン・ストーンのリメイクもあったな。あれは映画史から削除したいな。
大女優グロリア スワンソンをもじって、グロリア スウェンソンと名乗るおばちゃん。
そのネーミングからもわかる通り、いるだけで迫力を感じるすごい人!
子供をかかえて、おばちゃん撃ちまくります。
かっこ良すぎます。
拳銃構えて「I love you. Come on!」とか言えるのはこの人だけです。
ジーナ ローランズすばらしい!!
インディペンデントの父とも言われるジョン・カサベテスの唯一のメジャーな作品だが、公開当時は一般の映画ファンからは大歓迎される一方で、古くからのマイナーなカサベテスのファンにはメジャーへの妥協と非難された。しかしどう考えても傑作ハードボイルド映画のひとつであり、それは監督がカサベテスであろうと他の誰かであろうと関係ない。そしてマイナー時代から夫の作品に出演して、そのキャリアを支えたジーナ・ローランズの見事なはまり役!おそらくはローレン・バコール以来のもっとも魅力的なハーボイルド・アクトレスとして、この一作で映画史に残った。リメイクはたとえシドニー・ルメットが監督してもジーナ・ローランズではなくシャローン・ストーンがグロリアを演じていることで存在価値がない。